■■ 次郎笈〜剣山  2004・10・3 ■■
秋雨前線の影響か天気がいまいちはっきりしない10月5日。
丸亀・築港・香川町でバスが停車。全員揃ってみると予定より人数が多い!
予定の人数丁度のバスを予約したので、今回は補助席もない。
どうしたもんかと思案した結果、バス酔いするというので、自家用車で参加している
植村さんに連絡をとってみる。するともう相当先まで車を走らせていたが
「悪いけど、引き返してきてよ!」と無理やり呼び戻す。
土釜まで引き返してもらった植村さんと合流して、いざ見の越しへ・・・。
見の越駐車場で雨具装着 5班に別れて出発 樹林帯の中を西島目指す
一字を過ぎ、ヘヤピンで高度を上げるごとにガスが濃くなって、見の越しは雨の中。
リフト前の駐車場の下で雨具を着て、今回も5班に別れて、西島を目指す。
西島までの道は樹林帯の中なので、さほど濡れることもなく、
かえって蒸し暑くなってきたのでみんな雨具を脱ぐ。
台風の影響はさほどは見られなかったが、何箇所かで大木が倒れていた。
西島で小休憩 予定変更で次郎笈に向かう 次郎笈が見え隠れする
本来は剣から次郎笈へ歩く予定だったが、時間的に中途半端なので
予定を変更して次郎笈を目指すことにした。
西島からは雲の上。空の雲の色と雲海、そして山の色が相まって
墨絵のような景色が広がっていた。

(お詫び)
ここから先は体調不良の為、不肖・管理人、みなさんと別行動を
とりましたので写真にてご紹介。
剣山からの鞍部 仲良し植村夫妻 鞍部からの登り
次郎笈山頂で昼食 お地蔵さんと同じ笑顔 剣山頂上、直下
次郎笈で昼食後、剣山を目指す。
鞍部からの剣への登りは食後の運動にしては結構きつい。

(ここからは脱班?した管理人)

死にそうな思いで何とか、剣山山頂に到着したものの、
管理人はカッパに包まれながら、木道の横でバタンキューで昼寝。
なんでこんなことしょんかいな?などと考えながらウトウト・・・。
何十分眠っただろうか、不肖者に付き合ってくれた篠原さんに
「そろそろご飯食べるな!」と起こされる。
朝から食事どころか飲んだジュースも戻してしまって
胃の中は空っぽの脱水状態。
でも一眠りしたせいか随分と楽になり、何とかお弁当が食べれそう。
いや、今回は何としても食べねば。わざわざ私の為に
「次いでやから一緒に作ってあげるわ!」と言って
ご主人のお弁当と私の分まで作ってもらった斉加さんの奥様に申し訳ない!
と言うより・・・・。

食事をした後に本日始めてタバコを吸う。
あんまり美味しくない一服をしていると、次郎笈の方から
元気な今回トップで歩いてもらった香西さんが登ってきた。
山頂直前の木道 剣山、山頂 お決まりの記念撮影
山頂の木道は完成していて、道標・三角点の周りに丸く作られていた。
でも道標に近づけず、団体さんには記念撮影が非常にしにくい。
その後木道を歩き、北と東にあるステージで
まるで東山魁夷の絵のような風景を堪能する。
東の端のステージからは、ガスに隠れていた次郎笈が一瞬顔を出す。
雲海から頭を出した丸笹山 ほら、ごらんあれが・・・! 一の森方面
見の越しまでの帰りは、西島までは雲の上。
しかし管理人。下りの小刻みな上下運動に、胃の中がまたまた暴れ出し、
先ほど食べた、手作り幕の内スペシャルが、あわや・・・・。
下り坂は、足の負担と同時に、胃にも負担が掛かっているのを始めて知る。
生憎の空模様でしたが、思ったほど天候が崩れることも無く
晴れの日とは、また違った風流な山歩きを(みなさんは)楽しめました。
雲の上の山歩き 濡れた足元に注意しながら 根こそぎ倒れた大木
■ 番外編 脱班?への道 ■
「先に行って」言ったものの どんどん背中が見えなくなる 哲学的な山歩き、人生とは?
周りがセピア色に見えてきた 思考停止のグルグル状態 一人、世界が違っていた
  
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