■■ 堂山〜六つ目山〜伽藍山〜狭箱山  2004・11・7 ■■
最近の山楽会の山行は天候がいまいちだったのだけれども
今日の空は雲ひとつない青空。
笹ヶ峰の予定を変更しての、高松市内の堂山から狭箱山までの縦走となった。
いつになくゆっくりめに綱敷公園に集合。参加人数21名。
集合場所の綱敷神社では地元の子供たちが、感心に経内の清掃活動をしていた。
さっそく3班に分かれて8時40分にスタート。
綱敷神社の清掃をする子供達 事務局長による班分け 神社西の農免道路脇が登山口
登山道に入るとさっそく先日の台風23号による爪痕。
砂防ダムまであるコンクリートの道が石で埋まっている。
登山道の土は水が流れてできた水路のようになって削られている。
尾根の手前では通行できず迂回路が地元の人手で造られていた。
石で道が埋まっている 登山道の真ん中は水路? 迂回路の急登を登る
約30分で龍王宮に着く。ここで一息いれる。
晴天が続いたせいか遠くが霞んで見える。でも東から北にかけての展望は開けていて
高松市内の里山が点在しているのが見える。
災害など縁遠く思えるのどかな風景だ。
記念撮影の後、堂山へと向かう。
龍王宮で休憩 途中で六つ目山を望む 小さなアップダウンで堂山
龍王宮からもと来た道を戻り、尾根道をそのまま堂山へと歩く。
途中、鉄塔や電波搭を越えると最初の堂山の道標(302m)
ここでは立ち止まりもせず、そのまま直進して小さいアップダウンを何回か繰り返し
304mの堂山に到着し小休止。
以前に比べると下草などが刈られて小奇麗になっている。
途中の道標 六つ山が顔を覗かす。 304mのピーク
堂山からの下りは想像していたよりも急な下り。
かずらの林の中をターザンのようにして掴まりながら下りると、六つ目との鞍部に到着。
この辺りは高松市内とは思えないほど自然林が残っている。
ここからはひたすら六つ目の頂上目指しての直登。
かずらの枝を握りながら下山 六つ目への鞍部 六つ目への急登の始まり
健脚揃いのメンバー。一度も休むことなく一気に登りきる。
この縦走路はあまり歩かれていないせいか登山道というより踏み跡といった感じ。
露出した岩が現れ始め頂上が近いのが判る。
やっとの思いで山頂に到着。六つ目山の頂上は残念ながら展望は望めないが
一応、今回の山行のピークを登り終えたことに一息つく。
岩が出てくると山頂近し 窮屈な記念撮影 お・と・と危ない!
ここからも堂山からの下りに負けないくら急な下り坂。
「きゃ!」「ぎゃ!」と尻餅つく声が何度も聞こえる。
鉄塔までくると傾斜が緩くなり、しばらく歩くと高速の側道へと降り着く。
高速の上を橋で横断して県道三木国分寺線に出る。
県道の歩道を伽藍に向かい歩き、峠を少し下った所から山道に入る。
足元に注意しながら直滑降 鉄塔が見えるともう直ぐ 西インターの横に出る
伽藍山中腹にある薬師堂にお参りし、岩に彫られた磨崖竜王を見上げる。
この岩はさすがに登ることはできず、北側から岩を回り込むようにして登ると
少しだけ岩場があり、ひと踏ん張りすると山頂に着いた。
参道といった雰囲気の道 ひっそりと佇む薬師堂 磨崖仏に感心する
山頂には石の祠があり、その北側の藪の中に四島三角点があった。
ここで丁度12時。腹ペコでいざお弁当と思いきや、狭箱で昼食との説明にガクリ!
大きな岩を回り込む 雰囲気のある岩場 伽藍山山頂
北に降りずに少し西に道をとり下る。
ここも足元は急で柔らかく、木の枝を掴んだりしながらの下山。
216m伽藍山 腹へって動けん! 軟式ボールではなく茸です
伽藍と狭箱の鞍部に着くと直ぐ横にはもう畑がせまってきている。
明るい雑木林の中を、空腹の限界を乗り越えて?15分ほどで山頂に到着。
山頂の北側は国道を見下ろせ、鬼無から国分寺にかけての景色が広がる。
気持ちの良い展望をおかずにお弁当を頬張る。
狭箱への道は明るい雑木林 158m狭箱山 低くても気持ちの良い展望
30分ほど休憩をして下山。
狭箱山の東側に降り伽藍山の麓を廻り、また高速を跨ぎ六つ目山の鉄塔を目指す。
三番目の鉄塔から下ると変電所横の六つ目山登山口にでた。
ここからは思い思いにおしゃべりしながら、集合場所の綱敷公園へと戻る。
秋の一日、青空の下、里山四座を存分に楽しんだ。
  
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