■■ 岩黒山〜筒上山  2005・05・08 ■■
毎年この時期にアケボノツツジを見に、西赤石に出かけていたが、
今年は機会がなく、今回の筒上山に期待して山行に参加してみました。
以前、筒上に登ったのは土曜探検の山行。松山経由で土小屋まで4時間の道中だった。
今回は瓶が森林道経由なので、もう少し時間短縮できると思ったが、
結局、林道で対向車とのすれ違いに時間がかかり、4時間近くかかってしまった。
土小屋に予定の時間を大幅に過ぎて到着。
さっそく谷口先生から山行の留意点などのお話を伺い、
何時ものように班分けをして出発。
石鎚山もここから見える山容は、違う山に見える。
白石ヒュッテ横の階段から山に入り、途中の分岐で岩黒山を目指す。
北側に瓶が森を望みながら歩くと、さっそく綺麗に花をつけた
アケボノツツジがお目見え。
岩黒山への道は、アケボノツツジ目当ての人たちで賑わっていた。
皆さん以外に軽装で、重たそうなカメラを首からぶら下げている。
山頂付近はコメツツジと熊笹で覆われていた。
約40分ほどで岩黒山に到着。
北にはバスで通ってきた瓶が森林道、シラサ小屋、そして瓶が森が
とても綺麗に見える。
南を見ると、これから行く鳴滝の道場と筒上が見える。
狭い山頂で、次々と上がってくる人たちに遠慮しながら記念撮影を済ませる。
山頂からはコメツツジの道を、修験者の道への合流点まで下る。
鳴滝道場で昼食を済ませる。小屋の裏にはヒカゲツツジとアケボノツツジが
淡い色を競って思い思いに咲いていた。
道場からは筒上山の東を回りこむようにして道がついている。
途中、鉄板で橋や階段がつけられ、徐々に高度を上げていく。
道は手箱越えの手前で少し急な登りになるだけで
後はちょっとしたアップ・ダウンの道。
その急登を上がりきり少し歩くと、突然修験者道場の石垣が現われる。
本来なら休憩をしたいところを、そのまま道場よこの鳥居を潜り
急な石段を登り、鎖場の下に着く。
鎖場には以前になかったまき道が途中から造られていたが
それでもけっこうな高度さ。
女性陣はザックを先に揚げて貰って上り始めました。
上りきると足元には、手箱への道と道場が見下ろせ、
しばらく笹原の中を歩くと筒上山頂に到着。
山頂は360度の展望!
到着して直ぐに面河からガスが昇ってき始め。
早々に記念撮影。
休憩を済ませて、今度は手箱越えには戻らず、
そのまま北の下山道を降りる。
山頂から急な道を下ると、あまり歩かれていないのか
踏み跡が判りずらくなってくる。
赤テープを注意しながら、笹に隠れた足元の根っこに足を取られない様に歩く。
鳴滝道場で休憩した跡は、石畳の修験者の道。
ウラジロモミやブナの新緑の中を、気持ちよく歩く。
今回は新緑の眩しい緑と、途中に咲く色とりどりの草花の中を
心地良い汗を掻きながら歩けました。
途中で見かけた草花たち。
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