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階段の登りが終わると、痩せ尾根に。
下から吹き上げてくる風が冷たく感じ、
晴れていたなら、越智の町を見下ろした絶景のポイント!
一向に止む気配の無い雨の中を、今度は岩場が出迎えてくれました。
滑る足元に注意しながら上りきると、石鎚神社の石祠があり、小さく拍手と一礼。 |
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さらに痩せ尾根を進み、少し降ると目の前に鎖のついた岩場が現れた。
晴れていれば、喜んで登るのだけれど、
雨の降る中躊躇なく、右にある巻き道を選んで進みました。 |
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この岩の辺りが兜岩と呼ばれているらしい。
手足を使って登る途中、ヤマラッキョウの花が雨滴を花先に付けて
やさしく出迎えてくれました。 |
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途中、偽ピークを通過して、しばらく歩くと仰々しく柵に囲われた三角点に到着。
ここで休憩をとった後、記念撮影をして出発。
一端、降った後、鞍部から登りつめると横倉宮に到着。 |
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祭神として安徳天皇が祭られ、石灰岩の上にひっそりと佇んでいる。
休憩をしている間に、半数の人が、神社裏の馬鹿試し≠ニ呼ばれる断崖を見物。
神社の正面から右に道をとり、分岐点からさらに左に進み、
川のように水が流れている100段ほどの石段を登りきると安徳天皇陵墓参考地≠ノ到着。
安徳天皇のお墓がこの辺りらしいと云う事で、宮内庁の管轄になっているらしい。
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石段を降り、先程の分岐か今度は右に折れ
下り坂を歩くと、空を突き刺すように真っ直ぐに伸びた
杉の大木に囲まれた杉原神社≠ノ到着した。
神社の社殿よりも、見上げると首が痛くなるほどの高さの杉に壮言さを感じる。 |
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杉原神社から10分ほどで、いままで鬱蒼とした樹木の中の薄暗さから、
一変に明るさが戻り、視界が開け第3駐車場に到着した。
先程歩いてきた第1駐車場からの尾根には、色とりどりの紅葉が山肌を覆っている。 |
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急遽予定を変更しての山行でしたが、約3時間の短い時間で
急登あり、岩場あり、痩せ尾根あり。また自然林や巨木、さらには歴史的な見所も多く
雨の中の歩きとなったけれども、とても楽しい時間を過ごせました。
第3駐車場からバスの待つ、第2駐車場にまで歩いた後、
いの町にあるかんぽの宿≠ナゆっくり温泉に浸かり帰路につきました。 |
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