■■ 天狗塚  2006・07・02 ■■
イヤハヤ、またまた剣山に続いて、やってしまいました。
かといって団体行動の基本、キャンセルする訳にもいかず、
頭がガンガンする状態(二日酔い)で参加しました。
バスに乗っている間は雨が降っていたのに、西山林道の登山口に着く頃には止んでいました。
みなさん雨具を下だけ穿いて、登山口の階段をスタート。
天狗峠登山口 道標は「イザリ峠」になっている
このルートはいきなりの急登。でもいつもながら、みなさん元気に登っていく。
最年少の私だけが、息も絶え絶え最後尾でついて行くが
そのうち皆さんの後姿は見えなくなる。
歩きははじめて直ぐの急登 みなさん元気でペースが早い!
それでも水分を摂らないとと思って、ペットボトルを口にしても
直ぐに吐き気が襲ってきて、途中で何度も○○してしまう。
そのうち上のほうから「お〜い大丈夫か!」と心配してくれる会長の声が。
皆さん、人工林最後のところで一回目の休憩をとっていた
やっと追いつくと直ぐにスタートして行った。
今日は山頂までは・・・・峠までが限界かな、と思い始める。
最初の休憩時 横たわる大木
ここからは前回同様、脱班しての道。
1497のピークでHさんとNさんが待っていてくれたが
ここから峠まで、皆さんの姿を見ることはなかった。
小ピークから少しだけ下がると鞍部にでた。
さてさて後は一気に登るだけ。
土佐の仙人さんのHPに書かれている「惟、歩めば至る」という言葉を思い出した。
1497のピ−ク 何とも言えない雰囲気のある鞍部
一歩、一歩、峠への道を踏みしめながら歩いていくと
樹林帯を抜け足元が笹原に変わってきた。
視界が開け、頭上も明るくなってくると、「もう少しだ!」と気分が楽になってきた。
すると前方に黄色い雨具が見え始めた。最後尾の人だ。
樹林帯を抜け頭上が明るくなってきた 最後尾の人が見えた
天狗峠の手前でUさんに追いつく。Uさんも前回、自然探訪で来たときに
峠で敗退して山頂まで行けなかったそうだ。
「○○ちゃんに追いつかれたら、終わりやな!」と一言。
峠では皆さん、休憩を終えて歩き始めていた。
コメツツジの可愛らしい白い花が「がんばれ!」と励ましてくれる。
可愛らしい花のコメツツジ はじめて見るコメツツジの花
峠まで来ると、山頂まではもう少し。
なんとか頑張って歩いてみるが、生憎のガスでこのコース一番の景観が楽しめなかった。
山頂まであと一息 花は小さいが咲いている数が凄い
山頂も視界ゼロの状態。牛の背や綱付森も全く見えない。
時折風でガスが流れて、一瞬足元だけが見える。
山頂から西を見るが、時折足元が見える程度
狭い山頂で記念撮影を済ませ、峠へと折り返す。。
狭い山頂で、風も出てきた コメツツジの間を歩く!
いつもならこの大岩辺りで写真を取りまくるのに。
今日は本当に何も見えない。
大岩の横 折り返して天狗峠の手前
天狗峠で遅めの昼食となる。
今日は傘をさしての食事になると思っていたのに
ゆっくり座って食べられるのがありがたい。
新しく出来た道標 風を除けて峠の北側で食事をする
昼食を済ませた後は一気に下るだけ。
徐々にだけれども天気も回復してきた。
正面にも(おそらく落合峠あたり)山並みが見えるようになってきた。
濡れた足元に滑らないように歩くが、皆さん下りの速度も半端じゃない!
ちょっとスピード違反!
腹ごしらえも済み、後は降るだけ 徐々に天気が回復してきた
笹原から樹林帯に入り、人工林の横を歩く頃には最後尾になっていた。
余所見をしながら草花を探していると、どんどん置いていかれてしまう。
登山口に到着。足元の汚れを落としバスに乗り込む。
西山林道をくだり「いやしの森温泉」に向かう途中で、3頭ほどの鹿を見かける。
この山域の自然の深さに驚かされる。
最後に温泉の露天風呂で空を眺めながら、今日の疲れと
昨日の疲れ?を癒して帰りました。
登山口に到着 最後にゆっくり温泉に浸かる
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