■■ 毛無山〜白馬山 2006・11・05 ■■
先月の山行は雨の中の残念な山歩きとなったが、今回は朝からまずまずの天気。
24名を乗せたバスは、瀬戸大橋を越えて米子自動車道の湯原ICを目指す。
湯原ICからは山間の情緒ある風景の中を、登山口の毛無山山の家まで走る。
とても立派なトイレで用を済ませて、いざ出発。
山の家の公衆トイレ 早速、班分けの確認 登山届けに記入
さっそく色鮮やかな紅葉が、出迎えてくれる。
入り口で登山届けに記入して、茅葺の、これもりっぱな休憩所の横を通り林道へと入る。
無料で利用できる休憩所 何とも云えない里山の雰囲気
杉の林の中。直ぐ横には小さな沢にとても綺麗な水が流れている。
途中には道標や案内板が整備されていて、緩やかな登り坂は
足慣らしにはもってこい丁度良い感じだった。
最初は杉林の中を歩く 案内板や道標は整備されている
最後の案内板を過ぎると林道から、登山道へと道が変り
登りの傾斜もそろそろきつくなり始める。
大岩や夫婦の木、そして大杉を過ぎる頃には広葉樹の林に変わり
秋のど真ん中といった感じの景色になっていく。
旭川の源流の沢から登山道になる 少しづつ高度を上げていく
見事な秋の色にため息をつく
ブナの林、錦秋の森を抜けると最後の急な登りになる。
稜線に近づくにつれ、紅葉も終わり空の青い色の方が目立ち始める。
笹の中を歩き始めると稜線も近い 稜線手前の最後の急登
尾根では落ち葉を踏みながら歩く。避難小屋を過ぎると山頂はもう直ぐ。
尾根では落ち葉の中を歩く 避難小屋を過ぎると、もう少し
九合目を過ぎた辺りから視界が一変に広がる。
黄色や柿色で覆われた山々を見下ろしながら歩く。
山頂付近はこんもりとした笹原で、既に何組かの人達がお弁当を広げていた。
北を見ると、大山の南壁や烏ケ山、そして蒜山三座が薄く霞んで見える
条件がよければ、日本海の奥に壱岐の島まで見えるそうだ。

山頂まで後、数十歩! 毛無山山頂、1218m
小休止の後、記念撮影を済ませ白馬山に向けて出発する。
途中小ピークにカタクリの群生地もあり
小刻みにアップダウンを繰り返し、
吹き上げてくる爽やかな秋風に当たりながら、気持ちよく歩いていく。
白馬山をめざします カタクリの群生地
白馬山までの道は岡山と鳥取の県境となっていて、
道にはある程度の間隔で、県境の杭が設置されていた。
アップダウンの繰り返し 柿色に染まる南斜面
快適な尾根歩き 県境杭が道沿いに・・・。
時折、毛無山の姿や、蒜山の山容を見ながら
木漏れ日のの中を静に歩くと、毛無山から1.9キロで白馬山に到着した。
時間も丁度12時となったので、ここでお弁当を広げることにする。
白馬山山頂、1060m 大山を望みながらの昼食
30分ほどで昼食を済ませ、山の家に向かって下山を開始する。
この道は地図には載っていないが、しっかりとした登山道。
少し急な箇所もあったけれど約1時間で、全員無事に下山することができた。
不動の滝(男滝) 不動の滝(女滝)
途中バスから降りて、不動の滝を散策。
その後、湯原温泉のひとつ「足温泉」で少し温めのお湯に浸かり、汗を流して帰りました。
秋色に染まった山を、堪能できた一日でした。
今回はGPSデーターがとれませんでした
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