■■ 星山〜櫃ケ山 2008.07.07 ■■
今回は瀬戸大橋を渡って、岡山までの遠征。
事前に会長に「ロングコースやで〜!」と脅かされて、直前に痛み出した腰を気にして
スティック持参で参加しました。
雨具を置いて、その分いつもの倍の水をザック入れて暑さ対策も万全・・・・・。
予定より30分早く到着して、「勝山美しい森」のビジターセンターから出発。
今日も26名の大勢の参加となりました。
ビジターセンターからスタートです 26名の大勢の参加でした
最初は整備された階段状の道を登っていきました。階段が終わると
濡れた路面が滑りやすく、それでもリーダーがいつもより、
ゆっくりしたペースで進んでくれて、
あまり足を滑らせる人もなく進んで行きました。
最初は階段の登山道です 濡れた足元は滑りやすいので要注意
アカマツ林を抜けるとササに囲まれた道へと変わりました。
本来なら見えるはずの山頂も、ガスに隠れて見えません。
901mのピークを右に巻いて進むと、西登山口への分岐。
ガスで山頂は見えません 大岩を過ぎて星山の手前
分岐から星山山頂までは200mほどの最後の登り。
蒸し暑さと登りの苦しさで息も切れ始めました。
ビジターセンターから丁度1時間で山頂に到着しました。
登山口から丁度400m 1等三角点「星山」
山頂には2組ほど、もうすでに休んでいました。
残念ながらまわりはガスで何も見えません。休憩の後、先を急いで出発です。
最初は平らな笹原を歩いていましたが、途中から150mほど一気に下り鞍部に・・・。
ここからは小さなピークがいくつも続いていきます。
鞍部から杉林を歩きます 少しずつ晴れてきました。
樹林帯を抜けて遮るものの無い尾根道では、かえってガスがかかっているほうがマシです。
じわじわと暑さが堪えはじめてきました。
944m最初のピークが扇山です。
ここでも一息ついただけで直ぐに歩き始めました。
振り返って星山 小さなピーク扇山
扇山を過ぎると、後半戦の縦走路が見渡せました。
ササも次第に深くなっていきます。
風も殆ど無く、暑さのせいで、どこにこれだけの!と思うくらい
次から次と汗が流れてきます。
水分をいくら摂っても、体の熱さとれません。
熱中症ってこんな感じなのかな?などと思いつつ
それでも疲れた足を進めて行きます。
縦走路が続いています。
笹の勢いに圧倒されます。
やっと見えた大山
蒜山三座も見えました。
星山から2時間弱。お腹が空きすぎてクタクタとなった所で昼食です。
「五輪山」は地図にも標高が載っていないピークですが、
縦走路の途中の山の中では一番高い山でした。
流石に疲れてガソリン満タンとはいかず、少しオニギリも残してしまいました。
でも水分だけはしっかりと摂って、スタート。
昼食休憩した五輪山 櫃ケ山手前最後の急登
星山から3時間、五輪山から1時間で最後の目的地の「櫃ケ山」に着きました。
いままでのピークに比べると、山頂は開けていてとても開放感がありました。
広場の端に腰を降ろすと、今までなかった涼しい風が吹き上げてきました。

スタートから4時間で到着 櫃ケ山953
少し雲があるものの遠くの山々まで見渡せます。
見下ろすと高速道路の向こうに湯原の街が見えました。
下り始めは展望バツグンです ヨツバヒヨドリの広場に出ます
山頂からはしばらくは見晴らしのいい道です。
広場を過ぎるといきなりの急坂。
最後になって滑らないように注意して降りて行きました。
途中の分岐から左に折れて「天狗の森」に寄り道です。
この辺りで唯一残っているブナの原生林。何本かの巨木はとても風格がありました。
今までとは雰囲気の違う天狗の森 ブナの緑がとても綺麗でした
今までの松とササの道とは全く違った雰囲気の中
緑のシャワーを浴びながら下って行きました。
急な下りに疲れた足が悲鳴をあげました。
スタートから6時間。やっとの思い出下山。
長丁場でしたが、全員無事に歩き通しました。今日は本当にお疲れ様でした。
「さぁ!冷えたビールを買いに行こう!」
林道に出る手前、最後の杉林 今日はよく歩きました。
今日出会った花たち
今日のGPSのトラックです。
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