■■  塩生山  (標高141m)  ■■
博智山、妙見山の次に目指したのが、向かいに見えた『塩生山(はぶやま)』でした。

塩生集会所に車を停め、小林整体療術院の看板のかかる民家の横から

山に向かってコンクリート道を歩いて行きます。

しばらくは里山らしい農道が続いています。そのコンクリートの道が終わると、

山へと続く登山道になります。
今日は20度を越える最高気温。

道の脇の草花も一気に芽吹いたり、花を咲かせたりしています。

いよいよ春本番といった感じです。
ふれあいの丘と書かれた、手作りのベンチの並ぶ広場を過ぎ、

山頂までの距離の書かれた標識に従って歩いて行きます。

鳥の鳴く声も、今日は何だか陽気に聞こえます。
道は川柳の書かれたプレートが吊り下げられ、並べられた坂を登って行きます。

階段状の坂を、その川柳を読みながら一段一段進んで行きます。
川柳坂を登りきると、山頂から東に伸びる尾根筋にでます。

8分咲きと云った感じのシダレ桜が出迎えてくれます。
シダレ桜の尾根を過ぎ、最後の急な階段を上ると、遮るものの無い山頂に到着しました。

大きな桜の木が手を広げて、出迎えてくれたような気がしました。
『高谷鼻とその先には遠く瀬戸大橋』
『黒戸山〜善通寺五座』
『横峯山と紫雲出山』
青い海を見下ろし、桜の木に囲まれながら

コンビニのおにぎり弁当で昼食です。

ベンチの横には林先生の名を記したプレートがありました。
午前中にはなかった風が吹き始め、山裾から気持ちの良い風が吹き上げてきます。

ベンチの下に置いてあったノートに記帳して、帰りは新浜への道を降りて行きました。。

麓まで続く階段の脇には、漁のときに使う浮きに子供達の手による画やメッセージが書かれていました。

小さいこともたちからお年寄りまで、地元の人たちが大勢登っている

そんな雰囲気が感じられる、気持ちの良い本来の里山らしい里山でした。

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