■■  笠江山(標高233m)・喜来山  (標高235m)  ■■
仕事で徳島の現場に出かけるときに通っていた国道318号線。

その道沿いに以前から気になる山がありました。山の北面にちょこっとドームの形をした盛り上がりが。

それが何なのかを確かめに登ってみることにしました。

国道沿いに車を停めて、四国の道に沿って歩いて、取り付きを見当を付けて山の中に入って行くと

『かんざし山?』と書かれたオレンジ色のテープがありました。
入口と書かれていても登山道らしきものはなく、直ぐに藪の中に入って行きました。

少しずつ高度を上げていくと、背中には蛇行した湊川が綺麗に見え始めました。
その川の向こうには虎丸山が堂々と肩を広げて座っていました。

北を見ると白鳥から三本松の町並みが・・・・・。
低木の枝に摑まりながら登りきるとお目当てのドームに着きました。

遮るものもなく、まさに絶景でした。

山肌は五剣山の5峰に似ていて、小さな石が埋め込められたいわの塊でした。

ドームからは一端南に降り、笠江山へと登って行きます。
『笠江山』は三等三角点の点名で、実際は先ほどの麓で見た、

『かんざし山』が地元で呼ばれている名前かもしれません。
三角点で一息入れた後、東に向かって尾根道を歩いて行きます。

振り返ると先ほどのドームが見えます。

尾根道は歩きやすく、軽くアップダウンを繰り返します。

東にはこれから歩く山並みが続いています。

何回か小さなピークを越えて行くと小さな石祠がありました。

その祠から北を見下ろすと、丁度白鳥神社からの参道が真っ直ぐに伸びて来ているのが判りますと。

白鳥神社の真南に祀られていることになります。

ここでもカップにコーヒーを入れて一服です。
この祠から一端下って鞍部に出ると、地図上では道が書かれています。

北に向かっての道らしきものもありそうな感じです。昔は麓の帰来からここまで登ってきて、

石祠にお参りをしていたのでしょうか?

その鞍部からひとつピークを越えて二つ目のピークが『喜来山』でした。
麓の『帰来』の地区名と、この二等三角点の点名は漢字が違っていました。

ここにも『遊鶴亭』さんのカマボコ板?山名が掛けられていました。

山頂から南に向かって、山火事跡の尾根道を通り、最後は適当に麓に向かって降りて行きました。
振り返ると『喜来アルプス?』の山並みが望めました。

麓からは引田から福江へと抜ける県道40号線をテクテクと戻って行きました。

笠江山~喜来山へは距離にして5キロほどの縦走路、途中何箇所か不明瞭な所もありましたが

稜線からの景色も良く、久しぶりの里山縦走に大満足でした。
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