■■ 西赤石山(愛媛県) 2011.05.  ■■
春はアケボノ、西赤石へ・・・・。
いつになく、花を追いかけている今年。
春の締めくくりは、やっぱり『アケボノツツジ』
ということで西赤石に出かけてきました。
平日なのでのんびりできると思っていたら、7時30分の東平の駐車場には
すでにバスが1台。乗用車も結構な数が停まっていました。
山ガール・山ボーイをとっくに卒業した人たちで溢れかえっていました。
臨時駐車場から第三通洞までは遊歩道。
前回の秋の時と同じように、先ずは銅山峰を目指す予定でしたが。
第三通洞の手前から先行するご夫婦につられて、一本松へのルートへ入って行きました。
(この第三通洞は日浦側まで通じているそうです)
レンガ造りの変電所などを眺めながら山へと入って行きます。
途中、索道場跡を通り上部鉄道の一本松停車場にでる。
ここで高知の山の会の人たちを一度パスして、上部鉄道跡の
ほとんど水平な快適な道を歩いていきました。
道の両側に石垣の残る、歴史礫にも貴重な道です。
七釜谷の橋台を下から眺めたりしながら
新緑の雑木林の中を歩いて行きます。
七釜谷を過ぎ裏谷を過ぎて、銅山ヒュッテへの分岐から
兜岩へと登って行きます。
ここからはひたすら登って行くだけです。
途中一箇所大岩の展望台があり、ここで一息・・・・。
足元に笹が現れると、もうすぐ兜岩です。
兜岩には9時50分、東平から約2時間で到着しました。
前回、銅山越えから西赤石に登った時、
銅山越えまでで2時間近くかかったのを考えれば、
兜岩目当てなら、このコースが最短コースでした。
兜岩からの西赤石は、予想以上の出来栄えで、大満足!
兜岩でアケボノツツジを充分に堪能した後は、西赤石山頂へ。
山頂直下には以前にはなかった梯子も架けられ、
急坂も思ったほどでもなく、山頂に登れました。
山頂でも青空の下、西も東も綺麗に稜線が続いて見えました。
高知の山の会の人たちは、物住を目指して歩いて行きました。
山頂から少し西に降り、東山・西山の奥に石鎚に続く峰峰が見える場所で、お弁当です。
おにぎりを頬張っていると、次から次と人が登ってきます。
残念ながら、山ガールは・・・・・皆無でしたが・・・・。
お弁当を食べ終えた後は、銅山越えまで、アケボノツツジを楽しみながら
登ってくる人たちを挨拶を交わしながら降って行きます。
銅山越えでは、もう一つのお目当てのツガザクラを見ることも出来、
後はそろそろ痛み始めた足を気にしながら
馬の背経由で東平まで降りて行きました。
数年ぶりのアケボノツツジを存分に堪能できた、気持ちの良い山歩きでした。
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